がんばらないTURBO

元不登校かつ人苦手マンなもんで、大体うらみごとと考えごとをしている。そしてブログにまとめる。音楽、お笑い、e-Sports、本、投資、うすぼんやりした美術鑑賞。

寝る前にスマホを触らない数日に睡眠導入について考えていた

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スマホが枕元にあり続けていた昨今の僕

 どうですかね、みなさん、夜寝るときは。「夜中はよくスカートを穿いて柴犬を蹴っているよ」という方もおられるかもしれませんが、そういうことではなくて、夜寝る前ってもう、枕元にスマホを置くってことになってませんかね。目覚ましにも使えるし、緊急の電話をすぐ取れるし(大体仕事か身内死亡)、radikoからラジオ深夜便を垂れ流すこともできますし。

 僕は生物とあまり交流のない生活をしているので、そういうお話をしっかりとしたこともないのですが、多分、寝入るその瞬間に、スマホなり携帯電話なりが枕元にないというタイプの人って、現代では少ないとおもうわけですよ。

 

 先日入院を含めた治験に参加した際、「22:30スマホ鍵つきロッカーへ移動させて23:00消灯」という鉄の掟があったので、それに従って生活していたわけですが、「スマホのない夜」ってのはこんだけ困るもんなのかと思いました。思い出したんじゃなく、どうすごしていたのかを思い出せないレベルでした。

 

寝る間際便利だぜスマホ

 まず僕の普段の寝る前は、電気消したあとにニコニコ動画をアプリから立ち上げて、「biim」で検索して(説明略)適当に再生回数多め、20分程度の新しい動画を垂れ流し、画面は伏せ、その音声を聴きながら寝るんです。普段からバリバリニコニコ動画見てるわけじゃないのに、寝る前だけはそういう風にすごすようになっていました。もう多分2年とか以上。今思い出したけど、アプリによってスリープや自動再生があったりなかったりするので、ニコニコ動画がその辺面倒くさくなかったからそうするようになったのでした。

 20分の動画が終了しても眠れないことがあるので、その場合はもう一本適当に探して再生します。そのまま繰り返して2時間とか経過するときも全然あります。眠れないときは開き直って音楽流したり、Gyaoで映画垂れ流したりもしてます。便利だねこうして文字に起こすと。一銭も金払ってないのに。

 

スマホがないとどう寝てよいかわからん

 スマホがない夜。やばい。

 入院先で若干緊張が入ってるのに加え、運動が許されてないから、体がまったく疲れていないもんで、23:00といえどまったく眠くない。この世で「眠りに入るまでの時間」のどうしようもなさって、すげえ原始的だと思った。多分、金持ちでも天才でもハンサムでもどうしようもない。「昼間あんまり活動できなかったので夜眠くない」というときに、本来すべきは「眠るための努力」ってはずなのに、この方法がどんなもんだったかまるで思い出せないという焦り。焦ってさらに目が覚める。

 スマホがない。てことは、眠れないこの時間を利用してやることが特にない。得るものがない。この実にならなさに、慣れていないのだ。いや、別にスマホで垂れ流した音声が何かの実になるもんでもないけどさ、そのように勘違いするためのツールとしてすごい便利だったのよ。「口寂しいからガムでも噛んどけ」っていう感じな。

 

 下手に動くと治験の進行にご迷惑がかかるので、こっそり禁止品を触るようなことは、僕は絶対にしない。ということで、とにかく寝る努力をする。寝る努力としては、第一に「目をつぶる」ということになる。

 僕はわりかし睡眠導入を考えてきた人生であったので、「寝る直前に動くこと」とか「開き直って起きようとすること」とかはあんまり功を奏さないのを知っていました。とにかく、何があっても目をつぶろうとするんだけども、これすらちょっと難しかった。「眠くないとき・疲れてないとき」って、体が目を開けようとするのな。

 意識的に目をつぶろうとしても、まりも羊羹が爪楊枝で弾かれるときのように「ぱっ」と目が開く。その目で見るものは何もない。非常灯に照らし出された、ベッドを囲むカーテンレールがうす緑になっているところだけ。ベッドルームの遠くから「ブーン」という何かのモーター音がして、同室の誰かが「ケホ」っと咳をしたり、どっかでカーテンがシャリっとすこし揺れたり。ここに、僕が眠れない間を利用してする「何か」は存在しない。目を開ける意味がないのに、目は開いてしまう。焦る。

 しかし僕はおじさんなので、こういった経験もそれなりにこなしてきた。「それでも続けることで、いつか眠くもないのに眠れてしまう」ということを知っていた。とにかく目をつぶる努力から続ける。話はそこからだ。

 それなりに時間が経過したと思われたくらいに、尿意が森の木々からリスのように顔を出した(無駄な文字列)。ウフフとリスを腕から指に這わせ、その豊かな尾の毛並みを見て満足したあと、トイレに向かった(無駄な文字列)。リスは殺した。

 トイレの近くにかかっている壁時計を見て時刻が「00:28」と表示されていて、「アッ結構な…」と一瞬思った後、まあ妥当かと思って格段に焦ることはやめて、それなりに焦ることにした。体感長かったし。こっちゃ天井や知らん兄ちゃんの咳や布団のスレ音聴いてただけだったのに、1h30m経過である。現状さっぱり眠くない。

 

Tシャツをまぶたに乗せる

 ベッドに戻って、とりあえずさらに眠りに行き着くためにできることを考え、「視界じゃねえか」と思った。アイマスクみたいな気の利いたものは用意していないので、とりあえず予備のTシャツを目元に乗せて暗闇から入ってくる情報を遮断してみたが、これが思った以上によかった。アイマスク、使ったことないけど多分ものすごく有効なもんだと思った。

 単純に、まぶたに重みがあるから、目を軽く開かなくなるんですよね。そして、わずかな光もさらに弱くしてくれる。本当に「目をつぶる」くらいしかやることがなくなる。

 

考えごとの持ちネタを考える

 久々にスマホのない夜を過ごす中で、過去していた寝る努力の結果としてのひとつに「考え事を自動運転させるネタ」みたいなのがいくつかあったのを思い出した。書き方ややこしいですが、ネタ自体を思い出したのではなく、「あったな」ってのを思い出したのです。

 たとえば「俺が勇者となって冒険に行く」みたいなきっかけから、好きなチェックポイントとか、せりふとか、展開とかをあらかじめ用意しておいて、それを展開させているうちに寝ている、みたいな感じ。とりあえず、この夜を乗り切るために、自分がぼーっとそればっかり考えて乗り切れそうな妄想のネタを決めていくことを考えていると、何とかその日眠りにつくことができました。

 

スマホって引いては集中力を保てなくさせているような(不安)

 いやー、なんかありがちな結論ですが。

 思えば、近い状態に最近もなることってあるのはあるんですけど、スマホが手元にあったら、そういう考え事の最中に気になったことでもすぐ調べられてしまうことや、「調べよう」っていう気持ちに抗うことができなくなってると思いました。以前は「眠れない」って言う状態に何とか解決打ち出そうとして、「とにかく目をつぶり続ける」とか「妄想のためのネタをストックしておく」とかやってたのに、「とりあえずニコ動垂れ流そう、眠れなかったら追加で」と、自分で何とかする発想すら最近はなかった。

 「スマホがあるんだから、自分でなんとかしなくてもいいじゃない」という考え方にも慣れていた。それが悪いとも思わないけど、身一つでなんとかできないことが増えるってのは、もしかしたら不安の種になっているような気もしたのよな。

 「寝る」という状態に向かって集中するのって、集中力いるんですよ。疲れてたら別に大丈夫だけど、社会生活上「寝ないと話ならん」って状況も発生しますやん。そうすると単純に、寝るための集中力を要求されるってことをすっかり忘れてた。スマホは、結論・結果を導くまでがあらゆる距離感において短いので、集中し続けるっていう習慣については、悪影響なのかなと思ったのでした。

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