がんばらないTURBO

元不登校かつ人苦手マンなもんで、大体うらみごとと考えごとをしている。そしてブログにまとめる。音楽、お笑い、e-Sports、本、投資、うすぼんやりした美術鑑賞。

マルハニチロ「あおり炒めの焼豚炒飯」が町の中華料理屋を駆逐する

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とにかくうまい

ニチレイの「本格炒め炒飯」を食べたときに「あ、中華料理屋のチャーハン終わったな」と思いました。もう、完全に「売ってるチャーハン」やねんから。

しかし、ここにきてその歴史が覆されました。

冷凍チャーハン業界から中華料理屋全般を転覆させにかかる大物商品、それが、マルハニチロ「あおり炒めの焼豚炒飯」です。

 

f:id:yagi_ttm:20181015171316j:plain材料が全て国産とか、中華料理屋のどいつがプロデュースしたとか、そんなことは非常にどうでもよい。正規の値段だと、450g500円弱。スーパーなら3割や5割値引きしてる日もあるでしょう。

「冷凍チャーハンのストックでも買っとくか」と思いついた方は、いつものアレとかソレとかじゃなく、頼むから一回食べてほしい。

もうだってさ、「冷凍炒飯の旨さの上限なんか決まってるっしょ」て感じですやん。

僕も、今となっては、本格炒め炒飯の隣にあったこれを、なんで手にとって買ってみたのか、それはよくわかりません。本格炒め炒飯自体への期待度が落ち着いてしまった、というのも大きいんでしょうね。今ままでも、こういうことあったんですよ。でも、他製品を買って、何か冷凍炒飯にサプライズが起こったことは一回もなかった。

 

中華料理屋の炒飯という文脈に震える

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炒飯てのは、大きな期待を持たない食べ物であるからして、どううまいのか全然説明ができないんですが、「本格炒め炒飯」はジャンクでファストフードだと思ってまして、こちらの「あおり炒めの焼豚炒飯」はバーミヤン以上の格調を伴っていると思います。店長の采配で決まった単純かつおいしい味、というのではなく、飽きのこなさやビジュアルについて大人が討議した結果の「調整されたクォリティ」なんですよね。

ご飯粒は一切もそっとしてないし、かといって、家では恐らく手に入らない企業パワーがぶちこまれている複雑な風味も感じます。僕は、冷凍炒飯はフライパンで炒めて食うのは「違う」と思っている派閥に属しておりまして、全て電子レンジで温めて食べているのですが、ラップをしてても炒飯が油や水分でベタつくこともないし、ご飯を包む油分も香ばしい。

 

で、これ結構重要なことだと思ってるんですが、おこわやピラフやその他ではなく「中華料理屋の炒飯の文脈の味」なんですよ(『の』が多い)。

 

「冷凍炒飯なんやから当たり前やんけカスが」「自転車のサドルを刃物で切られてスポンジ出されてろよ」とイラつかれる方もおられるかもしれませんが、ちょっとまってください。冷凍炒飯をそれなりに食ってきた人間からしますと、冷凍炒飯というジャンルには、「もはや炒飯とはちょっと違うかな」というものが存在するんです。

チキンラーメンが「ラーメン」の文脈でなく「チキンラーメン」という分類に属するような感じで、冷凍炒飯は「冷凍炒飯」という分類であって、発売時には「外食時に出てくる炒飯」とは別物に変貌していることがよくあるんですよ。なぜそうなるのかはわからない。

よって、炒飯欲に焼かれた人間が、とりあえず今すぐ食える炒飯を求めてスーパーを徘徊しているとき、救いを求めて購入する選択肢は、「町の炒飯」文脈に正統的に乗っかることに成功している「本格炒め炒飯」になりがちだった。それが売上にも繋がっていたと思います。

そこに「あおり炒めの焼豚炒飯」が新たに登場したことに衝撃が走っているわけです。

これはもう、終わった。町の中華料理屋。

 

まとめ

すごいおいしい。今後も食べる。この世界に、この商品があり続けるため。