がんばらないTURBO

元不登校かつ人苦手マンなもんで、大体うらみごとと考えごとをしている。そしてブログにまとめる。音楽、お笑い、e-Sports、本、投資、うすぼんやりした美術鑑賞。

転職エージェントは利用しなくていい、という話

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「転職エージェント」利用にはメリットもデメリットもあった

半年ほど前、転職すっかと心に決めたのですが「働きながら次の職場を探して、面接取り付けて、受けに行って、といった作業は大変だな」と思い始めました。そして、ある日のグーグル大僧正から「エージェントがあるじゃない」と提案を頂きました。

(冷静に考えたら、ハローワークの求人をぼんやり眺める程度のことで検索画面で転職エージェントをサジェストしてきて、まんまとそれクリックして利用につなげてるのって、もう俺の生活グーグルに操られてるやん)

画面はそのページのみの動的なつくりで、最後に遷移があった以外は、項目3つほど入れて登録が完了してしまった。まあやがてくる本格的転職活動に向けて、とりあえず登録するような、軽い気持ちでした。

そして利用した結果「自分には合わなかった」と思いました。

 

奴らはとにかく転職希望者を転職さしとうて大勃起している

いや、それが仕事やっちゅう話なんですけどね。

なんとなく登録したその日(土曜21時)に希望の形態を聞き取ってからは、僕が退職の日取りを決めていないタイミングから、「希望の求人が上がってきた」とちょくちょく電話がかかってくるようになりました。電話口でつらつら求人について読み上げたあとは「何か気になる求人ありましたか?」と聞いてくるわけです。

僕は決まって、「あ、まだいつ退職とか決まってませんので、今これがいいとか言ってもね、別に話進められないんで」と応えるのですが、エージェントは

 

「八木さん、転職先というのは、退職を決めるより先に決めておくものなんです、見つからなかったら無職の期間ができますから」「お金の面でも困るでしょう?」

「僕の担当のケースでは、転職先で働く日が決まってから退職の日を調整する方が多いんですよ」

「面接の際には、先方にはうまいこと言っておくんです、そういうもんですよ」

 

と鼻息荒くてあんま話にならん。どの時点でエージェントに金が発生するのかはわかりませんが、「いくつか内定を取らせておく」ということは、営業活動において有利なのはよくわかりました。

 

別に必要のない面接へ行ってしまうなど

電話がかかってきて求人を紹介され、「あ、まだいいです」というのを2ターンほど繰り返して、3回目の電話であろうとも、ホワイトスネイクでも食らったんですか、というテンションで「こういう求人がありまして」とお楽しみタイムみたいに話される頃、僕は僕で「一回面接行ったほうがいいのかな…人ってそういうもんなのかな…」と揺らぎ始め、結局一度面接に行きました。

ある日、一日潰してエージェント社員を伴って2件の面接(社員同席)を受けました。

結果、なんだかよくわかりませんでした。「よくわからん」てのは、自分がそこで働くべきかどうかがです。感覚的に「行け」と言われて行った面接なので、詳しく知ろうという気持ちや覚悟が全然出来上がってなかったのも大きかったです。

 

紹介先がどんな職場であろうと納得できるか否か

今までにアルバイトでも正社員でも、面接に行った先で「こういう職場っぽいからここにしようかな」とか心から思えたことってありますかね。

僕はないです。全然わかりません。向こうからしてもきっと、面接に来た奴と15分間お話したところで、どんな奴かわかったもんじゃないでしょう。

わからない以上は結局、その職場に入ってお互いが合うかどうかという一点については、ギャンブルでしかないんですよ。そして、入ったら絶対「この点は思ったのと違うな」という点が出てくる。それをどう捉えるかのほうが課題になると思った。

僕は、その職場がどのような環境かよりも「そこで働くということへの納得感」のほうが、職場を決める際には重要な気がしたんですよね。俺が選び、俺がその結果の責任を負うことのほうがわかりやすい。エージェントは、実質転職したあとのことは何の責任も持ってくれないんだろうし、その癖僕は、紹介された求人の面接を受けに行くことに、責任や覚悟がいまいち持てなかったのです。

 

エージェントの提案を受け、条件一つを妥協することに

僕は福祉職で働いておったのですが、福祉職だけが加入できるの年金制度がいくつかありまして、自分の職場で加入していたものが加入法人の少ない制度だったんですね。

いざ退職の目処が立ったときに、「転職先でその制度を利用していた場合、引き継いで加入することができるし、勤続年数が重なると下りるお金もかなり大きいよ」と事務の方に説明いただきました。

『ここだ』と転職エージェントに相談したところ、例の大勃起な感じですぐ連絡がきて「現在、そちらの制度を利用している法人から4つの求人があります」と言われました。このときばかりはエージェント最高と思ったもんでした。

しかし、話を聞き進めると、やはり求人の数自体は他の制度利用を利用する法人に比べてすくなく、今まで僕が希望を挙げた転職先の条件は大幅に譲歩する必要がありました。例えば、希望職種自体が違うとか、職場が家から離れてるとか、経験について厳しい条件があるとかですね。つまり、「退職金制度を優先して、希望がほぼ叶っていない職場を選ぶか、退職金を捨てて希望が叶う職場を選ぶか」をエージェントから問われたわけです。

僕は結局後者を選んで「近く、希望の職種で、給料は下げなくてもいい求人」の提案を受け、そこから面接を受けました。そのうち二つは受かりました。もう、そこにお世話になるつもりでした。

 

一番ヤバイと思った点:エージェントで把握する求人が全てではない

『まーしゃあないよなー』と思いながら、最後のあがきで、自分でハローワークに行き、募集から職員さんに退職金制度のことを含めていくつか問い合わせてもらうと、あったんですよ。

退職金制度も、職場の場所も、職種も、給料も、全て叶う求人が。

応募して面接に行き、すぐ受かりました。

エージェント紹介の求人は丁寧にお断りの連絡を入れました。エージェント社員は仲介で得られるはずだった金がフイになったため、電話口でわかるくらい不機嫌になったのを覚えています。

転職のプロが「現在あなたの希望する求人はこれだけしかありません」と言われると、そもそも転職活動が面倒になっている人間からすると「じゃあしゃあないね」とそれ以上のこと考えなくなるんですよ。

でも、実際はハローワークで、提案以外の求人が山程あったわけです。

エージェントは依頼のあったところから転職者をマッチングする仕事をしているわけで、ハローワークその他でかかってる求人については、金にならんから把握する必要がないわけですね。僕は、この点を完全に見逃してました。

 

(余談)急に思い出したどうでもいい腹立った話

なんかさー、面接のアドバイスとかも結構偉そうにしてくるのよね。

例えば僕、高校中退してるのですが、面接中に「どうして学校辞められたのですか?」と聞かれたのです。僕は素直に「学校が合わなかったので」と答えました。

そしたら面接の後、「ああいう答え方をすると、『だったらこの職場も合わなかったら辞めるのかな』と面接官が不安になるので、正直すぎるのはちょっと」とアドバイスをされました。僕はイラっとしたので「別にそんな所で落としてくる職場は、そういう職場だってこっちも受け取るまでですけどね」と答えたんですが、社員は不服そうに「八木さんは飽くまで審査される側なんで」「受かって選ぶ側になってからならそういう考え方でもいいですよ」と話しました。

結局そこ受かってたし。なんじゃそら。

 

まとめ

転職エージェントを利用することのメリット
  1. 探す手間がない
  2. 面接の取り付け、企業側への事前情報の提供など橋渡しをしてくれる
  3. 面接や見学の通り方についてノウハウがある
  4. (場合によって)面接に同席し、現場でアシストが入る
  5. 転職者側に金がかからない
転職エージェントを利用することのデメリット
  1. 転職者を転職させることを最優先にしがち
  2. 転職先についての情報が不明瞭
  3. 転職者の選択肢が狭まり(それしかないような気分になる)自分で探さなくなる

場所についてのナビや、緊急時の電話連絡などマメにやってくれますし、メリットは大いにあると思います。「職場のことなんざエージェントにわかるとは思えない」っぽいこと書きましたが、それでも、何も知らない転職者よりは確実に知ってるし、情報にはなると思います。

が、僕は最終的にデメリットの3で「始めから使うんじゃなかったな」と思ってしまいました。

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