がんばらないTURBO

元不登校かつ人苦手マンなもんで、大体うらみごとと考えごとをしている。そしてブログにまとめる。音楽、お笑い、e-Sports、本、投資、うすぼんやりした美術鑑賞。

初心者格闘ゲーマーは対人戦における『悪意』に耐えられないのでは

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 僕はツイッターで「格闘ゲーマー」のリストを作って、イベントごとがあったらそのリストを流しながら配信を眺めていることが多いのですが、定期的にこの界隈では「格闘ゲーム人工の増減」や「初心者が継続するために必要なこと」や「煩わしい初心者・応援したくなる初心者」といった話題が上がります。僕は自分が格ゲー折れた理由が明確にわかってたのでメモがてら記事にしようと思いました。

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僕とゲームの距離感

 1990年~1998年頃、ファミコンの終わり際からスーファミの出だし、PS・サターン・64あたりで小中学生になっていき、数多くはないものの、楽しんでゲームに触れてきました。ゲームセンターもまだ普通に息づいていた時期でもありましたし、格闘ゲームや音ゲーにも少し触っていました。代表的なRPGは発売当日親にねだって買ってもらったり、金を貯めて買うなど、まあ一般的なゲームとの付き合い方だった少年期だったと思います。

 そこからわけあってゲームをやらない時期をはさみましたが、更にわけあって20代前半の頃は時間が発生してしまったため、様々なことをして暇を潰すなかで、22歳くらいにゲームをもう一度やり始めました。2004年頃にPS2を購入し、手始めにワイルドアームズシリーズをさかのぼってプレイしたり、過去ヒットして世間で話題になった作品を中古で安く購入しては、暇を見つけてちくちくとプレイしていました。

 30歳を手前にしたときに、西日暮里ゲームスポットバーサスで「ストリートファイターIII 3rd STRIKE」の配信がネットで行われていることや、10年以上前のタイトルが現役でプレイされていることやその配信で人を集めていること、中学生当時読んでいたゲーメストで見た有名プレイヤーがまだ現役でプレイしていることに衝撃を受け、ゲームの配信を見る人、いわゆる「動画勢」になりました。

 

PS4の購入と格ゲーがうまくなることへの希望

 30歳を過ぎて、当時勤めていた職場でもそれなりに立場が安定し、金の心配もとりあえずなくなった2015年、ストリートファイターVの発売予定が明らかになりました。聞けば、これは予めe-Sportsとなるために開発されたタイトルであって、現実的に(e-Sportsという名目・内実はともかく)格ゲーで盛り上がるとしたらこのタイトル一択であることが、僕にもわかる状態だったんですね。

 考えてみれば自分は、飽くまで流行りものとしてや、安価で長時間暇を潰せるツールとしてゲームを雑に消費してきたのみだったので、「真剣にゲームと向き合うとしたら、このタイミングじゃなかろうか」と考え、このゲームの購入を決めました。

 PS4本体をそもそも持っていなかったため、本体、スト5、なんとなくダークソウル3、モニターとヘッドフォンも購入。アケコンも合わせて買ったので、何もかも合わせて10万円弱の出費でした。しかし僕は、真剣に向き合える趣味となりうると捉えたゲームに対して、希望を見出していました。

 

ムイテナカッタ…

 僕は超のつく初心者であったため、対人戦の始めは「適したところで練習しておいたコンボを完走する」という目標でプレイしていたわけです。このときすごい楽しかった。トレーニングモードで、通常技から必殺技、ゲージの有無を見てVトリガー発動とEX技又はCAで締め、程度のいくつか枝分かれしたものから自分の状況だけ考えてコンボを出す。お互いド初心者同士のネット対戦で、始動技が当たったら「当たった!コンボ次!」て感じでガチャガチャと入力する。練習したものが決まって勝ったときは、夏でもないのに手や足からジワっと汗を掻いていたのを覚えています。

 次の段階として、「コンボ始動技をどう当てるのか」という『読み合い』の段階に入るのですが、このへんから全く楽しくなくなったんです。

 何でかって、すげえ腹立つんですよ!負けると!

 読み合いって何をすんのかといえば「相手が嫌な行動を取り続ける」「相手の嫌な行動を受け続ける」という段階であって、ゲームやってたら心が腐ってくるんです。このゲーム、システム的に通常ガードをすることが正解であることが多い(と思ってる)んですけど「通常技で固め続けたあとに投げ」がすごく有効で、これを避けようとしてとった余計な行動を狩られ、固められ、投げられ、固められ、狩られ…と続けられて何度も殺されると、「こいつ嫌い!」ってなる。そういう瞬間が数秒に一回は出てくる。いや、そういうゲームだからさ。

 仕事終わって疲れて寝る前、「ゲームでもやっか」と思って始めたら、ネットを介して顔も知らん人から悪意を受け続けるってどういう趣味なんだバカヤロウ、となって辞めてしまいました。

 たとえ、上級者から「読み合いの勝ち方のコツ」を教わったとしても、そもそも今後「更に読み合いの強いプレイヤー」から自分の心の隙に弱パンチねじ込まれ続けるのを楽しめる自信が無かったので「向いていない」と僕は判断しました。半年持たなかったですな。

 この先は多分、技のフレームやキャラの相性をお勉強していく段階だと思うんですけど、そこまで心が持ちそうになかったです。ゲーム終わったら、緊張とか苛立ちとかで手が震えてたんですよ、僕。そんなになってまでやるもんじゃないよ。

 

自分のゲーム適性についてはそもそも疑問があった

 当たり前に、ゲームに向く体質かどうかってのはあると思うんですよ。思えば僕の場合は、ゲーム全般に対して、始めから興味が薄かった気がするんですよね。

 それこそ、リアルタイムでやったファイナルファンタジー7で、当時プレイした人の感想あるあるに「エアリス死んだのショックで~」っていうのがあるんですよ。

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(エアリス:メインヒロインな感じで動き続けたのに終盤唐突に死ぬ人)(雑な説明)

 僕、エアリスが死んだのって、その話題になったときに始めて「あ、そういえば」って感じで思い出したんですよね。

 もっといえば、FF7って結構暗めで、ストーリーが複雑なゲームだったんですけども、これを一切理解してなかったんです。時々頭痛くなって回想シーンが始まる感じとか、どういうつながりがあるのかなども全然理解してなかった。興味がなかった。エアリスがどういう立ち位置の女の子だったのか、今になっても全然説明できません。

 僕がFF7で楽しかったところって、各地に配置されたダンジョン、ミニゲーム、ボスの攻略、「エンディングまで前に進めるだけの作業」だったんですよ。クリアさえできたらあとはあんまり興味がなかった。1週目はユフィの存在も知らなかったしな。

 

 ストーリーを理解しようとすると、「理解するぞ」っていうスイッチを入れないと、全然頭に入ってこなかった。

 

ゲームは単純な娯楽ではない

 格闘ゲームだったら、理詰めと早い判断、意思を通す力もいるけど、悪意を受け続けるメンタルも適性に必要だと思うわけです。講師でも置いて、それすらも乗り越えるコツを得て適性を作っていくことは、人間である以上もちろん可能だとは思うんだけど、本人のメリットも少ないんじゃないかなあ。

 そして、もはやゲームって、プレイして楽しむ段階までが非常に高いハードルになってしまってると思った。勉強が大体面白くないのと同様に、楽しめないゲームは拷問です。

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