がんばらないTURBO

元不登校かつ人苦手マンなもんで、大体うらみごとと考えごとをしている。そしてブログにまとめる。音楽、お笑い、e-Sports、本、投資、うすぼんやりした美術鑑賞。

「タバコの注文を銘柄云々」でなにか思った

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元ツイート:銘柄注文しといてキレるネタっぽいツイート(画像)

 まーこれ流石にネタだと思うんですが、昨日かおとといくらいから「タバコを番号で注文しろ」「安い時給なんだからアルバイトは悪くない」といった言説をちらほらと見かけて、なんのこっちゃと思って検索して元ツイートをたどると、上記の画像が出てきました。

 ツイッターワンダーランドには、極論を唱えて同属性の人たちを煽る(この場合コンビニでタバコを銘柄注文する人たちに対する非難を煽る)方々が多くおられるので、これも多分その一種なんだろうなーと思うのですが、僕は基本的にそういったものには反応せず、ジェイソン・ステイサムの映画などを見ることで心を落ち着けるライフスタイルでありまして、今回も何が火種なのかを気にしないでおりました。無意識的に。

 でも、あまりに何度も見かけたため、また言説的には「銘柄注文反対派」「アルバイト擁護派」が100%って感じで目についたために、ちょっとずつ『それでいいのかね』と疑問が積み重なったのでした。こういうの、ありますね。「興味を持っていなかった情報を過度に脳に流し込まれると、それについて一定の意見を持つようになってしまう」という現象。コマーシャルを死ぬほど浴びると、商品も出演者も興味がないのに、ストーリーや演出が気になってムカついてしまうようなやつ。人生のリソース無駄遣いではなかろうか。むしろ豊かなんだろうかね。

 

前提:店員さんに強く出るなよ弱く見えるぞ

 僕も基本的に、店員に強く出る人やそのこと自体を良くないと思っていますし、『番号でお願いします』というお願いに『見えねえよ』と拒否する書かれている状況も理解できません。ツイート主が視力を完全に失っている設定だったらわからん。

 よって、このツイートの締め「銘柄注文した俺悪くないよね?」という疑問に対して「悪くないわけではない」と思っております(まあネット特有の、あからさまに賛意・反意を要求するための『悪くないよね?』って書き様が基本的に好きじゃない)。

 

元コンビニタバコ売りマンとして経験

 ところで僕は、コンビニアルバイトの経験がありまして、タバコの販売もしておりました。更にいいますと、大阪某店において、繁華街の中のヤクザと水商売とホームレスとサラリーマンが往来する『タバコの売上が日本一になる』という評判のお店でタバコの販売を1年半くらいやっておりました。日本一という情報は、当時その店担当の社員さんから直接聞いたので、そこそこ精度の高い情報だと思います。

 僕は非喫煙者であるため、タバコの種類については本当に何もわからなかったのですが、序盤、それこそ銘柄で注文されて、100ほどある商品の中から振り返って30秒位探したり、ソフトとボックスの間違いを購入直前に気づいたり、お客さんをイライラさせるということが何度もありました。また、そういう対策のために、当時の上司から「番号で言ってくれ、とお願いしたら大体言ってくれるよ」「自信がない場合は必ず登録前にお客さんに見て確認してもらってね」とアドバイスを受け、そのように対応していた時期もありました。

 実際に「番号で」とお願いしたケースでは、すぐに番号で言ってくれる人もいたり、「え?」と少し戸惑ったり、なにかブツブツ言いながらあからさまにイラついた様子で前かがみになって番号を探す作業を始める人もいました。する予定が無かった作業を突然お願いされたわけなので、ちょっと感情が反応してしまうのも無理はないかなと思うところです。

 ただ、これだけバラエティに富んだ客層であっても、探す作業には基本的に協力してもらえました。「そこや!」と指差しで怒鳴る人や、見つけた後に「はよ覚えなあかんなお前な!」とレジに金を叩きつける人はいましたが。完全に拒否するタイプの人はいなかったと記憶しています。最悪が「キレつつ協力する」ケースです。まあ、タバコを購入したいっていう部分が基本あるわけですし、拒否する奴は頭オカシイ人でよいと思います。クレーマーや別ジャンルのアレな人でしょう。故に上記ツイートは盛っているかネタだと思ってます。もしそんな人に文句つけられたら、「日本語通じないタイプのアレな人だから仕方がないね」と路上の犬のクソを見下げる視点で包み込んであげましょう(良くない考え)。

 

タバコの銘柄は売っていれば嫌でも覚えるし100種類あっても難しくない

 そういった経験があった上で思うことなのですが、タバコの銘柄は覚えられます。序盤は本当に何がなんだかわからないんですけど、売っているうちにわりとすぐ把握できるようになります。何だったら、「ゴルフや写真現像や宅配代理受け取りなどのレア系業務は先輩方に丸投げしたいけど、タバコだけはできる」くらいになります。アルバイトだって、スムーズに何もなく業務をこなしたいという意思があるわけですし、背後のタバコ群は、販売ごとにランダムに配列が変わるわけでもなく「こっからメビウス」「こっからラーク」「こっからキャメル」と銘柄の塊が固定で配列されているわけなので、実際難しいものではないと思います。僕の場合でも、銘柄を聞いて「えーと…」とフリーズしてしまうのは、最序盤だけでした。

 もし1ヶ月くらいタバコを売り続けて、銘柄で『あの辺』という検討がつけられなかったら、アルバイト業務をかなり意識低くやっていると思います。つまり、『自分が楽に仕事をこなす』という意識が欠けているような気がします(『お客様のため』は幻想)。で、そもそも「フィリップ・モリスの~」という客が一日3人くらい現れたら「フィリップ・モリスはあの辺だな」って覚えるわけですやん。メビウスやマルボロなんて一日何十人と現れるでしょ。

 個人的に、「知っている」ということと「知らない」ということの差は明確な人における優劣の一つであると思っていまして、アルバイト社員にとって「タバコの銘柄の位置を把握していない」っていうことは、弱点になりえると思います。喫煙者の方々が、おそらくタバコに明るくない新人高校生アルバイトを気遣う流れは暖かくてとても良いとは思うのですが、「その気遣いをすべし」っていう新たな倫理観を生む流れ自体には僕は少し怖いとも感じてしまいます。

 

何が言いたいのかっていうと

 1:タバコの銘柄の位置を把握していないという非喫煙者の自然を喫煙者が擁護するのは「ありがてえ」「あったけえ」と思うんだけど、「知らない」という事自体はそのままでいいわけじゃないと思った(客側の「知っとけコノヤロウ」という思う自然もあるわな、と思った)。

 2:喫煙者タバコを番号で注文すべし、をルール化する流れは発生しないでよいと思った。

 

どうでもよい思い出その1:マルメラ

 タバコ売りレベルがそれなりに上昇したころ「マルメラ」と4文字をノーモーションで唱えてくる女性がいて、「マルボロ、メンソール、ライト」と一聴してすぐ反応して販売できたとき、若干勃起していた気がする。注文した女性は超エロい格好していた(QED)。

 

どうでもよい思い出その2:カプリ

 細すぎる。

 

どうでもよい思い出その3:カプリ吸う男

 どういう心境?(固定で買っていく常連客がいた)

 

どうでもよい思い出その4:メビウス1ミリロングの存在

 同じ値段で長いのに、短い方を買うのが非喫煙者からすると不思議。カロリーとか栄養素で考慮するものではないし、同じ値段で長く楽しめる方が得なんじゃないかと思うんですけど、ロングはあまり売れないのが不思議だった。そもそも味が違ったりするのかしら。吸わない立場の人間として、若干ではあるが「ロング吸ってる奴ダサい」的な風潮が喫煙者の中であるかもしれない、と感じております。オートマ限定を見下す文化的な。