がんばらないTURBO

元不登校かつ人苦手マンなもんで、大体うらみごとと考えごとをしている。そしてブログにまとめる。音楽、お笑い、e-Sports、本、投資、うすぼんやりした美術鑑賞。

その昔他人からゲイであるかを疑われたという話

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 数年以上前、一時期よく会う人(Aさん・男性・当時20代後半くらい)がおりました。大体はその人の仕事終わりのヒマつぶしに付き合って、月に一回くらいのペースで飯を食うなどしていました。僕にとってはハイペースである。

 ミクシィという江戸時代のSNSを利用している頃に、『友達があんまりいない』という共通項でつながりが発生し、偶然近所に住んでいることが発覚したために、会う流れとなったのでした。

 

 実際に会ったその人は、中々パンチのある人格とルックスの方で、僕は「知識や経験の面で根拠がないものであっても強く出てしまうことが”結構”ある人だな」と思っておりました。またその人は、自分のそういう特性によって人とつながりを保てないことを全く気付けていないようでした。

 僕はその人と出会ってお話して数回目に、「ああ、これは俺も離れていくだろうな」と予感しました。まあ、僕の場合は特例で、大体の物事から離脱するのが得意技みたいなところがありますが。

 

 こうして文章に起こすだけ起こしてみると、他人に対して何を好き勝手なことを思っているのだという話ですが、僕はその方についてどうしていったほうがいいとか、素直に思ったことの一部を話すようなことは一切しておりません。ただ、僕の人格が腐っていて、腐っていることを自覚しているために、「思ってしまったことについて、マイナスな内容と思われることについては、いつの日かまでストッパーをかけ続ける」ということに舵を切るのみなのでした。「思ってしまう」ことは、もう無かったことにできない残酷な事実なんですよねえ。どうしたらいいんすかね(話題変わってる)。

 あとそれでも出てくるしな。いずれな。どうしたらいいんすかね。思いたくねえよ俺もよ。

 

 Aさんはともかく、性欲が旺盛な方であって(もしかしたら一般的にそんなもんかもしれんが)、僕が抜きのある性風俗に行ったことがないと話すと『信じられない』という感じで、自分の体験した話や、どういうサービスがあるかなんかについていろいろと話してくれたもんでした。そして、彼女がおらんという現状をなにかと嘆き、出会い系や街コンといった出会う可能性があるモノにできるだけ足を突っ込んで、少ない給料から金をつぎ込んでいるんだ、と話しておりました。そして、慢性的な貧乏に陥っている、とも。

 僕は、体験談としてリアルで面白かったので、へーへー言って聴いていたわけですが、僕にとって男女のあれこれはどの段階であっても、その距離感を駆け引きし合うおぞましい面倒くささに精神力を削られ続けるイメージしかなく、性風俗のような買い取り式の性処理であっても、性欲が移動とサービスを受ける時間のわずらわしさが上回ることをこれまでなかったもんで、彼の体験談に距離を感じていました。つまりまあ、僕の相槌に足りなさがあったことが、彼に伝わったのだと思います。

 実際に話の流れで、これまでお付き合いしたことのある数少ない経験とそのお粗末な結果についても話すことがあり、「僕はいなきゃいないで大丈夫っすねえ」と話しておりました。

 

 するとAさんは『そんな人間がいるのが信じられない』『嘘をついているのではないか』と別の生き物を見るような目で僕を見るのがわかりました。実際それに近い言葉で僕について話すことがありました。その時僕は、「ああ、この人は、自分以外にこのような人がいる、ということを殊更理解しにくいタイプの人なんだな」と思い、上記の「知識や経験の面で根拠がないものであっても強く出てしまうことが”結構”ある人だな」と思ったわけですな。

 そこで、僕は風俗の情報やお付き合いした女性についてのお話をすることはできないまでも、日本橋にあるヤクザとつながっている違法アダルトDVDショップの移動遍歴や、多少ネットに詳しい所を見せるなどして、僕なりに持っているアダルティック・インフォメーションを彼に提供し、対抗しました(してない)。

 

 ある日その一環で、「どこそこにはゲイポルノのショップとかがありますよ」「僕らは興味がないから目に入らんだけで、特定の箇所に固まってたりするんすよ」と話したら、突然Aさんの顔が曇りました。

 しばらく時間をおいてから「お前ホモなん?」と嫌悪感を隠すことなく突然聞いてきました。聞けば、女っ気があまりになかったり、彼女について「いなきゃいないで」と冷めた反応をしたり、ゲイポルノのショップを知っていたりすることについて、少し前から僕のことをゲイではないかと考えていたとのことでした。

 

 「ちゃいますけど」と答えながら、僕は、そろそろAさんの思慮浅さとか、思い込みの強さとか、暴言吐くわりに的を得ていなくて面白くないところとかにイラつきが高まっていたころだったので、もしかしたら表情も歪んでいたかもしれないと思います。

 僕の返答を聞いたAさんは、「良かったー、俺のケツ狙ってんかなと思った」とヘラヘラしながら答えました。

 

 僕はメチャクチャムカつきましたね。俺がゲイでも選ぶわ馬鹿が、と。お前のような性格も容姿も気持ちの悪い人間が何で「俺のケツを狙ってくるかも」って危機感持てるほどハンサム気取れんねんボケ、と。広瀬すず気取りかよ(時間軸揺れる)。

 結局その人は、救えないアホやったんですね。知識がないのに自分の思いを自分で強化して、性欲の薄い男など存在しないから彼はゲイで、ゲイだから男が好きなので、男の俺はケツを狙われるかもしれない、と一本の線で引き終わった後に「お前ホモなん?」と発声するに至っただけなんです。ここに一切他人の視点が入らないまま、その工夫をしないまま、生きてきたわけなんですよね。

 そもそも、1対1で成人男性が成人男性の「ケツを狙う」状況って相当限定的だと思うんです。どういう状況に陥ってその危機が発生するのか、警戒ラインを上げなきゃならんのか、ていうかこの人の場合「ゲイ」という言葉自体にちょっと「強姦魔」みたいなニュアンスを入れていること自体もすげえムカついた。ちょっと想像力貧困すぎん?30年弱生きててそれなの?

 あとさ、「お前ホモなん?」っていうもの言い方も、まじで頭悪いよな。貯金とか親の職業聞いてるのと種類同じやん。聞くにしても文脈がいるやろ。

 

 と、いうことで、その人とは一切連絡を取らないようになったのでした。