がんばらないTURBO

元不登校かつ人苦手マンなもんで、大体うらみごとと考えごとをしている。そしてブログにまとめる。音楽、お笑い、e-Sports、本、投資、うすぼんやりした美術鑑賞。

ブログで「俺の意見」を言って売れることの無理さ

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偶然読んでしまった記事A

今はてなのトップあたりに紹介されていた記事(以下A)を何となくクリックして読んでしまい、悲しい事実を見た気がしたので、思わずこれを書いております。

 

どういう記事を読んだのかってのは、AのPVを上げることに貢献してしまうからリンクを貼ることはしませんが、なんちゅうかこう、「別の角度から一撃食らわせてやったぜ」というツラして賢さをアピールする記事だったんですね。

 

全く関係ない話をしますけども、10年以上前「テキスト系サイト」と呼ばれる、ブログが出る前のネットの流行りがあったんですが、当時「ギャルゲーメーカー」と呼ばれた美少女ゲームツクール的ゲームが、RPGツクール的な流れにのって発売されたくらいであって、そのゲームについて書いているサイトを偶然読んだんですよ。

その内容を簡単に言いますと、

・こんなゲームやってる奴を想像すると気持ち悪すぎて悲しすぎて笑けてくる

・あ、これ読んでイラっときた奴はつまり、あなたも同種ということですね?僕に必死で抗議してみます?晒しますけど?

と、いうようなものでした。その方が何と戦ってるのかはよくわかりませんでしたが、とにかくギャルゲーメーカーというツクール系ゲームをプレイする人を下に見たくて仕方がない方のテキストでした。

 

今回偶然読んでしまったAも、系統としてはそういう内容だったんですな。

 

自分の中の否定できない『煽りたさ』

僕は今でも、その「ギャルゲーツクール」のプレイヤーを突然煽っていた(突然、としか書けない)その文章が忘れられないんです。多分、ネットの藻屑と消えてしまったろうし、別にものすごくヒットした文章とかでは多分なかったから、覚えてる方もおられないと思いますが。

いや、きっとその人は常々思ってたんでしょうよ、「ギャルゲーツクールやるやつキモいなあ」「やらない俺は、そいつらより上の立場にあるな」って。多分、この人ちょっとだけやりたかった人なのだとも思います。我慢できる程度の欲望が、買ってプレイする人たちよりも上位にいるという気持ちになったんでしょうね。

僕は、正直に言いまして、その文章を読んでものすごく不快さを感じていたと同時に、自分にもその『煽りたさ』の素養を感じていたんです。当時15、6とかだったと思いますけども。「煽る」「煽らない」の選択肢が2つあったときに、自分は「煽らない」という選択をしていただけだと思ったんです。

 

イノセントの集客力と暴力

室井佑月って方がおられまして、テレビで物書きの立場からコメントされるときに、必ずイノセントを気取って発言される芸を持っておられるわけです。あるいは、ウーマンラッシュアワー村本さんでも、星田英利さんでもいいですが、「私はこの方面詳しくないが」と前置きすることで、「それっておかしくね」と疑問を出し、説明を経て「しかし私はいいと思わない」という立場を崩さない。

こういう姿勢ってのは、同じく詳しくない立場、つまりは大多数の人間にとって「私もそのように振る舞っていい」というエンパワーメントになるわけで、集客力があるわけですよ。しかしまあこれって同時に、「門外漢ゆえ理解することを放棄してもいい権利」を常に握っていることにもなる。あと、「自分深刻なバカですので」と前置きしとけば最強やんね。

僕はちなみに、甲本ヒロトの音楽についても、こういうお客さんが就いているため現在も人気があると思っています。まあ、集客するコンテンツというものは、多少なりともそういうものと言えるかもしれんですね。

 

自分にはそういう覚悟がなかったのではっとした、という

Aを読んだとき、かつて持っていて、もう本当になくしてしまった「煽りたさ」を少し思い出しながら、やはり不快になっていました。

絶望的なのが、Aがはてなブログのトップに上がってくる程度にPVを稼いでいたということなんですが、「呼び起こされた不快」というものが、そのまま価値になってる世界なのだなあ、ということなのです。

もっといえば、社会生活の中で削がれていった、自分の「イノセントを気取って、意識的に嫌がらせをする」という気質を、未だ飼いならして現役でぶん殴れる人間にこそ、ブロガーとしての価値があるってことなんだと思うわけです。

いや、自分がどうとかじゃなくてね。

まあでも、僕だって、はてなプロ登録して、独自ドメイン取ったんだから、「うっかり集客できたらいいなあ」とは思ってることは超同意しますよ。ええ。毎月1000兆円ほしい。

 

ただ、僕はその覚悟なかったなあ。

 

まとめ

ブロガーとして手っ取り早い大成する方法って、「どこまで下品になれるか」っていう自分の人間性とのチキンレースだと思った。

だから、そもそもの人間性とフィットしてたら、話が早いですわな。

もしくは「長期間実のあるコンテンツを積み重ねて、いつかバズるのを祈る」ということですかね。